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明治維新を創った男 西郷隆盛の実像
内容 |
書籍 |
著者 |
粒山 樹 |
配送方法 |
郵便(レターパックライト)
※全国一律370円 |
商品コード : ILM00189 |
価格 : 1,760円(税込) |
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品切れ
その男は英雄か、逆賊か。公正な視点で改めて西郷を紐解くー。
著者:粒山 樹 全352頁 本体価格1600円+税
西郷研究の新・決定版
明治維新と気っても切り離せない男・西郷隆盛。
彼に関する書物は膨大にあるものの、全てを是として偶像化に近いほど英雄視しているもの、あるいは、坂本龍馬の暗殺から討幕運動に至るまでその影に西郷がいたとする西郷黒幕説まで、偏ったイメージもまた定着しつつあります。
果たして、我々は彼の実像を捉え切れているのでしょうか。
市井で愚直なまでに史実を追いかけて真相を明らかにせんと研究を続けてきた著者が、現代に遺された史料を丁寧に紐解き、西郷隆盛という人物の実像を再検証します。
- 第一章: プロローグ
- 第二章: 敬天愛人 −西郷の目指した理想像−
- 第三章: 島津斉彬 −若き日の西郷−
- 第四章: 島津久光 −不幸な出会いと確執−
- 第五章: 南島潜居 −二度の挫折を乗り越えて−
- 第六章: 龍馬暗殺 −西郷黒幕説について−
- 第七章: 江戸撹乱 −西郷陰謀説の検証−
- 第八章: 明治政府 −西郷の苦悩と決意−
- 第九章: 征韓論争 −征韓論か遣韓論か?−
- 第十章: 西南戦争 −挙兵に込められた真意−
「―西郷の手紙の内容や当時の政情から判断すれば、西郷が幕府との開戦を待ち望み、幕府を挑発するために江戸撹乱工作を企てたという”陰謀説”は成立しません。
手紙の文面にも色濃く表れていますが、西郷は江戸での浪士たちの行動を全く把握できていなかったのです。」
(本文210Pより抜粋)